ヒップタッチの女王 感想 コメディなのかサスペンスなのか新感覚のドラマ

『ヒップタッチの女王』


田舎町を舞台に超能力を持つ獣医と熱血刑事が勃発する殺人事件に挑むファンタジーコメディサスペンス。

JTBC
目次

あらすじ

田舎町に住むポン・イェブン(ハン・ジミン)は高校時代に母を亡くし、祖父と叔母の元へ引き取られた。それから15年、イェブンは祖父の後を継いで獣医になっていた。100年に一度の流星群の日、往診先で強い光を受けて気を失ってしまう。目覚めると尻を触ればその生物の過去が見えてしまうサイコメトリー能力を得てしまった。
ある日、バスで様々な人の尻を触ろうとしたイェブンはムン・ジャンヨル (イ・ミンギ)に警察へ連行されてしまう。しかし、恐怖な連続殺人が勃発するようになったため、イェブンとジャンヨルは手を組むことになる。
サイコメトリー能力で事件を解決できるのか⁉

キャスト

ポン・イェブン役 ハン・ジミン

roma.emo
名前ハン・ジミン
生年月日 1982年11月5日
出演ドラマ『宮廷女官チャングムの誓い』(04)
『偉大なる遺産』(06)
『イサン-正祖大王』(07)
『ハイド・ジキル、私』(15)
『私たちのブルース』(22)など
Instagramroma.emo

ムン・ジャンヨル役 イ・ミンギ

m.m.minki
名前イ・ミンギ
生年月日 1985年1月16日
出演ドラマ『がんばれ!クムスン』(05)
『タルジャの春』(07)
『この恋は初めてだから』(17)
『キム秘書はいったい、なぜ?』(18)
『僕が見つけたシンデレラ』(18)
『みんなの嘘』(19)
『Oh!ご主人様』(21)
『私の解放日誌』(22) など
Instagramm.m.minki

キム・ソヌ役 スホ(EXO)

kimjuncotton
名前スホ(アイドルグループEXOのメンバー)
生年月日 1991年5月22日
出演ドラマ『総理と私』(14)
『リッチマン』(18) など
Instagramkimjuncotton

感想

前半コメディ、後半サスペンス

コメディなのかサスペンスなのか、判断が付きかねるドラマでした。これは新感覚。
前半はとにかく、名作ドラマ「二十五、二十一」のパロディをイェブンの叔母・ヒョンオクとジャンヨルの上司・ジョンムクが演じるので、笑えるし、全部持ってかれます。
「ヒップタッチの女王」みる前に、絶対「二十五、二十一」をみておいた方が、10倍楽しめます!
それと、イェブンの親友オッキの元ヤンネタも面白いです。集会に出て「ネー!オンニィ!」って言いたくなります。
そもそも、「お尻をさわること」でサイコメトリーするっていうのが、最大のコメディだし、主題歌がHIPHOPなのが、笑わせに来てるなぁと思いました。かっこいい曲ですけど。
気楽に見れて良いよね、と思いきや、後半は、血も流れるし、殺人事件も起こるし、犯人も分からないしでサスペンス要素満載のハラハラドキドキ展開です。

「二十五、二十一」のあのシーン

ハン・ジミンとイ・ミンギのケミが最高!

ハン・ジミンさんが可愛くて、お年を調べたら1982年生まれですって!数々の名作ドラマに出演された大女優でありながら(そして私と同年代なのに)、なんでこんなに可愛らしいのでしょう。
可愛らしいハン・ジミンさんと対照的に、イ・ミンギさんが雄々しい印象の熱血刑事を演じたので、すごくケミが良かったです。ハン・ジミンさん160㎝、イ・ミンギさん183㎝の身長差、体格差も最高でした。
イ・ミンギさんは、大好きな俳優さん。「この恋は初めてだから」の朴訥(ぼくとつ)とした演技、「私の解放日誌」の軽いけど深みのある演技、からの「ヒップタッチの女王」での熱血刑事役!
こんなイ・ミンギがいるのね!と思わせられるし、ドラマの中ではどちらかと言えば3枚目キャラなんですが、時々ちょっとかっこいいイケメン風の演出をしてるのが笑えました。制作陣がイ・ミンギの引き出しを全部開けさせようとしてるというか。3枚目キャラと時々かっこいいギャップにやられました。(もともとかっこいいですけどね。)
韓国アイドルグループEXOのスホさんも優しい男性イメージで2枚目キャラとして出演されていて、その対比もそれぞれのキャラクターを引き立てていて良かったですよね。

JTBCnews

結局はコミュニケーションが大事

お尻をさわってサイコメトリーできる能力を得ても、分かり合えない、信じられない、という場面が多く出てきたように思います。
このドラマ、伝えたいこと、わかってもらいたいことをちゃんと声に出して伝えることが大事だよ、と伝えたかったんじゃないかなぁと思いました。コメディタッチでいて深い。
主人公の2人、ポン・イェブンとムン・ジャンヨル が、喧嘩のように言い合う場面がすごく多かったんですが、事件が周りを誰も信じられない中、信じあえる2人だったのは、なんでも言い合える仲だったから。
結局は、人間関係はコミュニケーションを取ることが大事!ってことですね。

タイトルヒップタッチの女王(原題:「ヒップに」)
放送2023年8月~10月
話数全16話
放送局JTBC
制作スタジオ・フェニックス
監督キム・ソギュン
脚本イ・ナムギュ
日本放送Netflix
ヒップタッチの女王
総合評価
( 4 )
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